サステナビリティを可視化できる未来へ
- 会社名
株式会社ユーグレナ
- お話を伺った方
D2C部 CRM課 兼 新規接点開発課
渡辺 悠介 さん
「Knowns Biz」を導入していただいた企業に、導入の経緯や使ってみた感想を深掘りする「User Interview」。今回は、ユーグレナでブランド戦略やD2C販売を担当する渡辺さんにお話をお聞きしました。(聞き手:永野広志(Paul.))
Knowns Bizを社内に導入する役割

前職では広告の戦略から制作まで一通り経験しているという渡辺さん
ーどのようなお仕事を?
ブランド戦略やD2Cの販売業務をしながら、商品や顧客の調査を行っています。その一環として調査系ツールを導入することもあります。前職で調査やマーケティングの業務に携わっていて知見がありましたので。
ーもともと調査のニーズはあったのでしょうか?
D2C直販の商品開発やOEMで流通に卸す際など、さまざまな部署で、ターゲットのニーズや競合を知るためのツールがあったらいいな、とは思っていました。しかし、社内にそのようなツールはなく、気軽に市場状況が分かる「Knows Biz」はまさにうってつけでした。
ー「Knowns Biz」を知って、どう感じましたか?
早く、安く、簡単に結果が出るので、まさに事業にフィットしているなと思いました。特にフィードバックしながら、システムを改善していける点に価値があると感じました。また、早く導入を決めることで、弊社側が使いやすいように、調査対象やカテゴリー分けをカスタマイズしていけるいう利点もありました。そうやってお互いを成長させていこうという狙いでしたね。
説明書がいらないツールだった

ー実際に使ってみていかがでしたか?
社内に導入する立場からの意見ですが、説明がいらないというのがとてもありがたくて、導入後の普及を後押ししてくれました。ぱっと画面を見れば何をすればいいのかがわかる。UX/UIがいいですよね。普及させる側からしたら、毎回毎回説明しなくてもいいというのはすごく助かっています。
ー逆にもっとこうしてほしい、という点は?
アンケート対象者の偏りでしょうか。健康食品事業では高年齢の方が多くターゲットに含まれているので、そこの数字が物足りないというのはありますね。他の調査でも難易度は高いのですが、60代や70代の人数も多く確保できるようになると、より活用できるシーンが広がると思います。
ー追加でアンケート募集をかけるなどn数を改善させていきます!
アイデアや仮説をつくる際にも活用

健康食品のみならず、化粧品、バイオ燃料など、事業は多岐にわたっている
ーKnowns Bizがいちばん役に立つシーンは?
やはり、ちょっとマーケットを見てみる、とか。仮説を立てる前に、ターゲットを調べてみる、といったような仮説発見の段階での活用が多いですね。各担当の頭の整理に使わせてもらっています。
ーアイデアのとっかかりのような?
はい。課題が明確になる前に活用させてもらっています。また、弊社に必要なデータがとれるように、フィードバックすれば改善していただけることがうれしいですね。
ー具体的にはどのような部署の方が活用を?
新規商品企画での活用が多いと思います。例えばOEMの提案をする際に、市場や競合のことを「Knowns Biz」でさっと調べて頭に入れておくことで、提案の精度が上がります。Google検索するだけでは分からない気づきがありますね。また、これから使い続けていくことで時系列で推移が追えることにも期待しています。
サステナビリティを重視する層を可視化したい

ー未来に向けての展望は?
サステナビリティ意識の高い層を調査によって把握したい。というのが常に考えていることです。さらにもう一歩進めると、サステナビリティ意識が高いほどロイヤル顧客になる可能性が高い、ということまで実証できれば、会社全体の方針ともフィットするので、とてもありがたいと思っています。
ーサステナビリティ意識の高い人が増えれば、経営的にも先に進める、ということですね
関連性が可視化できれば、ダイレクトに数字を追いかけるD2Cをはじめとした他事業も、すべての指標において、サステナブルであることの価値を証明できます。ブランド戦略が売上数字にどう影響を及ぼすかにも繋がりますので、Knownsさんにはぜひ実現していただきたいです。いつも改善スピードがとても早いので、期待しています(笑)。
ーとても大きな宿題をいただきました。ありがとうございました!